自分史の内容

自費出版をするための本に、自分史を書くと決めました。その中身に手を付けていくわけですが、文を書くプロではない方々にとっても、自分だけの思い出を記憶の中から紡ぎ出し、自分にしか語れない言葉で綴っていくことで完成度の高いノンフィクションとして誰かの心を揺さぶる作品として昇華できることでしょう。そのノンフィクションを書いた筆者にとっての事実が話の中に如実にあらわれるからです。自分史が、人々の人生のリアルを伝えるための表現方法として優れているということがわかります。また自分史の読まれ方も、読んだ人の人生に重ね合わせて共感を持たれたり同調されたりするため、深く心に染み渡るような読後感が現れるのでしょう。

人生には何かの始まりがあったり終りとなる分岐点があったりするものです。それぞれの起点を中心に、大きな転換期となる局面を迎え、読者からすればかなりの山場となります。読む側からすれば、他人の生活をトレースするだけでも、時には豊かな楽しみが見つけられるのではないでしょうか。

また、話の閉じ方、終わらせ方も人それぞれです。楽しかった思い出、新しい趣味の開花など今後のさらなる展望を予感させるもの、あるいは現在進行中となる病気との戦いなど、自分が奮闘している描写を盛り込みながら、読者に何か考えさせ得るような終わり方もできるかもしれません。そこに自分なりのメッセージが含ませられるのであれば、読者はそこからさらに何かを感じ取ったり学び取ったりできるのではないでしょうか。