印刷産業機械工業とその動向

印刷産業機械には、 印刷工程に沿って、製版機械、印 刷機械、製本機械、紙工機械などがあります。製版機械は、 印刷するためのアルミ等の版を出力する装置で、印刷機械は印刷の種別に合わせて多種多様にあり、製本機械は、印刷物を書籍や冊子類などの形に仕上げていく 機械です。また紙工機械は、裁断や段ボールシ ー卜の製 造、板紙などの打抜き、折り曲げ、製函仕上げなどを 行っていく機械です。さらに周辺機器としては、 印刷工程全体の機械制御のシステムやソフト、冷却、乾燥装置などがあります。近年はLEDなどの新しい投術も周辺 機器に取り入れられるようになってきました。バブル期までは、 印刷需要の拡大から、 印刷産業機械 の市場規模も拡大基調にありました。しかし、その後、景気の悪化による企業の印刷需要の低迷や設備投資の抑 制から、 印刷産業機械の生産額も減少しました。また、 IT 化やデジタル化の進展などによって、 ユーザーが印刷業 界に求めるサービスも変わってきており、短納期、 低価格、 小ロット 、パリアブル 印刷などへの要求が高くなり、機械メーカーに対しても、コスト低減のためのさらなるデジタル化や作業性の向上や低メンテナンスを要求するようになってきま した 。かつて、 印刷業界においては、主力機械だった商業・出 版用オフセッ ト輪転機の需要も減少傾向にありま す。


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